まるで現代アートのギャラリーか、映画のセットに迷い込んだような非日常感に圧倒されます。
「ただいま」と言うたびに、平凡な日常からドラマチックな世界へとスイッチが切り替わる、そんな高揚感を肌で感じました。
リビングへ進むと、そこで待っているのは主役級の存在感を放つ「真っ赤なキッチン」です。
12帖の空間の中で、このキッチンは単なる設備ではなく、一つのインテリアとして君臨しています。
ここで料理をすれば、何気ない作業でさえ情熱的なパフォーマンスのように楽しくなりそうです。
隣接する2つの洋室は、壁一面だけをアクセントウォールにすることで、派手すぎず、かつ空間全体がグッと引き締まった印象に仕上がっています。
個人的に「さすがだな」と感動したのは、浴室のカラーリングです。
リビングまでの情熱的な赤とは対照的に、バスルームには淡い「桜色」が採用されています。
一日の終わりに湯船に浸かる時、この優しいピンク色が興奮した神経をふっと緩めてくれそうです。
「派手になりすぎないように」というオーナー様の配慮が、この絶妙な癒やしの空間を生んでいます。
正直にお伝えすると、これだけ個性の強い内装なので、合わせる家具には少し工夫が必要です。
ナチュラルなカントリー調などよりも、白や黒のモノトーン、あるいはガラス素材などのモダンでシンプルな家具を選ぶと、この赤色がより美しく映えるでしょう。
「普通の部屋では満足できない」「感性を刺激されながら暮らしたい」という方にとって、このお部屋は運命の出会いになるはずです。
アナタの心を染める準備は、もう整っています。